メーカーは、(1)工場、(2)事務部門、(3)技術部門の3つの部門に分けてとらえることができます。
(1)工場では、製造ラインでの作業は単純労働とみなされるので、原則として就労ビザは取得できません。
製造ラインで外国人を雇用できるケースとしては、「技能実習」があります。
(2)事務部門では、海外拠点関連の通訳翻訳業務、人事総務、経理、マーケティン グ・営業などの事務職については、在留資格取得が可能です。
(3)技術部門では、製品開発、品質管理、技術教育などの専門性が高い職種については、在留資格の取得が可能です。
事務職や技術職は、「技術・人文知識・国際業務」の在留資格になり、大学や日本の専門学校で学んだ専攻と関連性のある職務で就労する場合に取得できます。